
こんにちは、ドタバタ育児奮闘中のパパです。
今回は、我が家の1歳半の息子が「指しゃぶりを卒業するまで」のリアルな体験談を、パパ目線でまとめてみました。
寝る前も、ご機嫌なときも、ぐずったときも…常に親指と人差し指と中指が口元にイン。
「いつやめさせよう?」「自然にやめるのを待ったほうがいい?」と迷っていた僕が、試行錯誤の末にたどり着いた10の工夫を紹介します。
なぜ指しゃぶりをやめさせたかったのか?
まず大前提として、指しゃぶりは赤ちゃんにとって安心感を得る大切な行動です。無理にやめさせる必要はないという専門家の意見も多くあります。
ですが、我が家では以下のような理由から「2歳までにはやめさせよう」と決めました。
- 歯並びへの影響が心配だった
- 寝ながらしゃぶって肌荒れしていた
- 癖として残ると小学校以降に困るかもと思った
「でもどうやってやめさせればいいの?」
僕自身、育児本を読みあさったり、SNSで他のパパママの体験を調べたりと、悩みながらの毎日でした。
指しゃぶり卒業のためにやった10のこと
1. 「ダメ」と叱らない。
指しゃぶりを見た瞬間に「ダメでしょ!」と言ってしまいがち。でも、否定されると子どもは逆に不安になり、余計に指を吸うように。
我が家では笑いながら「あれー○○君、もしかして指ちゅっちゅしとるんー?お兄ちゃんが指ちゅっちゅしとったら赤ちゃんに間違われるよー」とおどけた感じでいうと、「うんー!!!」と言って、ちゅっちゅしていた指を勢いよく引き抜いて“気をつけのポーズ”をするようになりました(笑)
まずは「安心したいんだね」と受け止めて、叱らずに静かに見守ることから始めました。
2. 代替アイテムを用意
お気に入りのタオル、ぬいぐるみ、ガーゼ、オモチャ…手元に安心グッズを置いておくことで、指への依存が減りました。
特に我が家では「しなぷしゅのタオル」が大活躍。夜はそれをカミカミしたり握りしめて寝るようになりました。
3. 絵本でやさしく伝える
「ゆびたこ」という指しゃぶりをテーマにした絵本を寝る前に読みました。
子どもなりに「なんか指しゃぶりってよくないのかも?」と気づき始めた様子があり、効果あり?
「ゆびたこ」が効果がない場合は、指しゃぶりを題材にした怖い話を自作して見せてあげるのも面白いかもしれませんね(笑)
4. 寝る前のルーティンを工夫
入眠時の指しゃぶりが多かったので、絵本→お気に入りの動画→トントンといった新しい入眠ルーティンを定着させました。
初めは指が口にいきそうになるたびに、そっとタオルやおもちゃを握らせて代替したりしましたが、グズるようなら無理矢理するようなことはしませんでした。あくまで本人のペースを優先しました。
5. 手をつなぐ時間を増やす
特に夜は、手をつないであげると安心して指を吸わずに眠れる日が増えました。
昼間も手をつないで歩いたり、お風呂でも手を合わせてバチャバチャしたり、意識的に手をつなぐ時間を増やして「手=つながるもの」という感覚を育てました。
6. ほめることを忘れない
指を吸っていない時間を見つけて「指ちゅっちゅしてないね!すごいね!お兄ちゃんになったね」と褒めるようにしました。
これが思いのほか効果絶大で、写真で見せたいくらいのどや顔に(笑)
7. 手を使う遊びを増やす
ブロック、粘土、お絵かきなど、指を使う遊びを意識的に増やしました。
「手は遊ぶもの、しゃぶるものじゃない」と自然に意識が変わっていったようです。
8. 寝落ちするまでつきそう
寝る直前の指しゃぶりをやめさせるには、添い寝が最強でした。
疲れているときほど「そばにいてくれる安心感」が指しゃぶりの代わりになります。
しかし、パパの方が早く寝落ちしてしまってる時も多々あります(笑)
9. 「卒業」のタイミングを共有した
「○歳になったら、指ちゅっちゅはバイバイしようね」とやさしく伝えるようにしました。
完全に言葉を理解していないので100%伝わらないとは思いますが、声かけすることで事前の準備ができ心の余裕にも繋がると思っています。
10. 成功体験を一緒に喜んだ
一晩指しゃぶりをせずに眠れた日は、次の日の朝「昨日は指しゃぶりしなかったね!かっこいいね!お兄ちゃんになったね」と一緒に喜びました。
子どもにとって「できた!」という感覚は、何よりのごほうびです。
指しゃぶりをやめさせるときの注意点
僕が体験から学んだ一番大事なことは、「無理やりやめさせようとしない」こと。
叱ったり、指に苦いクリームを塗る方法もありますが、心の準備ができていないと逆効果になりがちです。
子どものペースに寄り添って、成功体験を少しずつ積み重ねていくことが、結果的には近道だと考えています。
【まとめ】パパでもできた!指しゃぶり卒業のためのサポート
パパ目線で言うと、指しゃぶりの悩みはどうしても「ママに任せがち」になりやすい部分かもしれません。
でも、僕が育児に関わる中で、「パパができることもこんなにあるんだ」と気づけたのが何よりの収穫でした。
・日中の関わり
・お風呂でのやりとり
・寝かしつけの工夫
・成功体験の共有
どれも特別なことではないけれど、積み重ねが子どもの自信につながると実感しています。
今、同じように指しゃぶりで悩んでいるパパやママの参考になればうれしいです!
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