「手を挙げる」だけで変わった、わが家の交通安全習慣

ある日、子どもと一緒にヒヤッとした話
先日、1歳半の息子と一緒にお散歩がてら近所のスーパーへ向かっていたときのこと。
家の近くにある、信号のない横断歩道。普段から何気なく使っていた道だったのに、その日はちょっと怖い思いをしました。
横断歩道の手前でちゃんと止まって、左右を確認。
でも、来た車は…止まらない。こっちを見てるのに、スピードも落とさずそのまま通過。
「えっ、危ない…!」
子どもを思わず後ろに下げて、自分ももう一歩下がるしかありませんでした。
道は広くないし、車もそんなに多くはないけど…それでもこのままじゃ渡れない。
「あれ?小学校で手を挙げて渡れって習わなかったっけ?」
そのとき、ふと思い出したんです。
**「横断歩道は手を挙げて渡りましょう」**って、小学校で習ったなって。
「もしかして、あれって今でも有効なんじゃ…?」
試しに次の車が来たとき、息子と一緒に手を大きく挙げてみました。
そしたら――ピタッと車が止まってくれたんです。
しかも、運転手さんが軽く会釈してくれて、すごく優しい空気に。
「えっ、こんなに違うの!?」
内心、びっくり。そしてホッとしました。
ドライバーも「渡るのかどうか」がわからない?
大人になると忘れがちだけど、
歩行者側がちゃんと「渡りたい」って伝えなきゃ、運転する側も判断できないことが多いんですよね。
実際、車の中から見ると、
立ってるだけじゃ
- 誰かを待ってるのか
- ちょっと休憩してるだけか
- 本当に渡るつもりがあるのか
って、全然わからないみたいです。
わが家の新ルール「横断歩道では手を挙げよう」
それ以来、我が家では
**「信号のない横断歩道では、親子で手を挙げる!」**が新ルールになりました。
今では子どもも、いつもの横断歩道のところにくると自分からニコニコしながら手を挙げるように(笑)
どの車もちゃんと止まってくれるようになり、
安心感がまるで違います。
なにより、子どもが交通ルールを楽しそうに守ってくれるって嬉しいですよね。
みんなが知ってるあのルール、今こそ見直したい
「横断歩道は手を挙げて渡る」
これって、実はドライバー側にも根付いてる合図なんじゃないかと思います。
子どもの頃にみんな習ってるから、
手を挙げる=渡りたいって、自然と認識されやすいんですよね。
だから大人になっても、ちょっとした勇気を出して手を挙げてみるだけで、
お互いが気持ちよく譲り合えるし、何より安全。
小さな行動が、子どもを守る
育児って、毎日がバタバタ。
でも、こんなちょっとした意識の積み重ねで、
子どもの命を守ることができるんだなって実感しました。
そして、大人がやってる姿を見せることこそ、
一番の交通安全教育なんじゃないかなと思います。
最後に:今日からできること
- 信号のない横断歩道では、親子で手を挙げて渡ろう
- ドライバーにはっきり「渡ります」と伝えること
- 車が止まってから、安全を確認して渡ること
これだけで、ぐっと安全になります。
「手を挙げて渡る」
子どもの頃に習ったあのルール、
今こそ、親になった私たちが見直すときかもしれませんね。
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