1歳半育児と2人目妊娠、妊娠7か月で切迫早産!パパができる10のこと

はじめに

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1歳半の育児だけでも大変なのに、ママが2人目を妊娠、しかも切迫早産で安静が必要…そんな非常事態、パパはどう立ち回るべきか。
実はここが“家族力”の見せどころ。慌てず焦らず、パパができることを1つずつ積み重ねれば、きっとこの難局を乗り越えられます。


切迫早産とは?

切迫早産とは、妊娠22週から36週までの間に「早産の一歩手前」の状態になることを指します。

通常、妊娠中は赤ちゃんが生まれてこないように、子宮口がしっかり閉じられています。
しかし、切迫早産になると、

  • 子宮頸管が短くなる
  • お腹の張りが増える
  • 子宮口が開きかける

といった症状が起き、赤ちゃんが早く生まれてしまう可能性が高まります。

場合によっては入院や絶対安静が必要になり、ママにとっても赤ちゃんにとっても大きな負担になるため、早めの対策がとても重要です。

妊娠7カ月で子宮頸管が2.4cmに!

診察では、子宮頸管の長さが「2.4cm」と測定されました。

通常、妊娠後期でも3cm以上はあるといいと言われているので、
2.4cmはかなり注意が必要な状態。

先生からは、

「1週間後に再検査して、さらに短くなっていたら即入院です」

と言われ、急いで対策をとることになりました。

ウテメリンを処方されました

医師からは、「ウテメリン」という薬を処方されました。
これでお腹の張りを抑え、子宮を落ち着かせることが目的です。

ウテメリンとは?

ウテメリンは、子宮の収縮を抑えるための薬です。
早産の兆候を防ぎ、赤ちゃんがなるべくお腹の中で育つ時間を延ばすために使われます。

ただし副作用もあり、動悸、ほてり、手の震え、吐き気などが出ることがあります。

ウテメリンの副作用と向き合う

実際、ウテメリンを飲み始めてから、妻は

  • 気持ち悪い
  • 横になって休む時間が増えた

といった体調の変化を感じるようになりました。

家事や育児を頑張りたい気持ちがあっても、体がついていかない様子を見て、
改めて「無理させたくない」と強く思いました。

それでは、いよいよ1歳半育児と切迫早産のダブルケアを抱えた家庭で、パパが本気でやるべき10のことを具体的に解説していきます。

1. 「俺がやる」宣言でマインドを整える

まずは心構えから。
「どうしよう」ではなく「俺がやる」宣言を自分にしましょう。ママの不安を少しでも取り除くには、パパがリーダーシップを取ることが何より大切です。
すべて完璧にできなくても大丈夫。大事なのは「パパが家族のために頑張ってる」とママに伝わること。


2. 1歳半の子どもの生活リズムを把握する

子どもは「ルーティン」が命。起床時間・食事時間・昼寝・遊び・お風呂・寝かしつけの流れを把握し、パパの手帳やスマホにメモ。
特に1歳半はイヤイヤ期の始まりでもあるので、感情の揺れにも注意しながら、なるべくいつも通りの生活を保つことが大切です。


3. 食事と買い物を最低限マスター

今は時短&手抜きOK!冷凍うどん・パウチの離乳食・カット野菜・ネットスーパーをフル活用。
ただし、「ママが安心する食事」を1日1回でも提供できたら最高。レトルトにちょっと野菜を添えるだけでもママの満足度はUPします。


4. 洗濯・掃除は“やらなくていい基準”を持つ

全部を完璧にこなす必要はありません。
「洗濯は2日に1回」「掃除は子どもが食べこぼしたとこだけ」など、ゆるめのルールでOK。
大事なのは「散らかっていても機嫌よく過ごす空間」をキープすること。


5. ママのストレスケア=話を聞くこと

切迫早産で安静にしていると、ママは「動けない」ことに強い罪悪感を感じがちです。
そんなときは「話を聞くこと」が最も大切なケアになります。
アドバイスより共感。「大丈夫」「ありがとう」「無理すんな」この三種の言葉を毎日届けましょう。


6. 通院や健診の送迎は全力で引き受ける

切迫早産の管理は継続的な通院が必要。移動中の揺れや階段もリスクになるので、送り迎えは極力パパの役割に。
仕事を調整できるなら半休をとって対応すると、ママからの信頼度が一気に跳ね上がります。


7. 1歳半の遊びに本気で付き合う

この時期の子どもはパワフル。特に「公園で走りたい!」「とにかく構って!」の時期です。
15分でも20分でも、集中して遊んであげるだけで子どもは満たされます。
テレビやスマホを“罪悪感なく”使うためにも、メリハリをつけて遊びましょう。


8. 情報収集と判断を代わりに引き受ける

妊娠・育児の情報収集もパパの役割に。
「切迫早産っていつまで安静?」「上の子の発熱、病院行くべき?」など、ネットやかかりつけ医への相談をパパが代行。
ママの負担を減らし、安心感を作っていきましょう。


9. 第三者の手を借りる判断をする

実家・義実家・ファミサポ・民間サービスなど、使えるリソースは全活用。
「頼るのは悪」と思わず、パパが主導して手配し、「今日は義母が来てくれるから少し寝てて」と言える体制を整えましょう。


10. 「家族の物語」を記録する

この大変な時期は、振り返ればかけがえのない家族の歴史になります。
写真を撮る・日記を書く・育児ブログにまとめるなど、記録しておくと、後からママと笑い合える日がきっと来ます。
また、同じように悩んでいる誰かの励みにもなります。


おわりに

パパにとって、育児と妊娠中のサポートを同時に行うのは決して簡単ではありません。
でも、「誰かのために頑張る」経験は、確実にパパ自身を強く優しく成長させてくれます。
ママの笑顔、子どもの笑顔、その先の家族の幸せを思い描きながら、「今できること」をひとつずつやっていきましょう。


※この記事は、パパ目線の経験と専門家監修による情報をもとに構成しています。家庭の状況に応じて、無理のない範囲で参考にしてください。

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