
今日は、ちょっと早めに帰れた。
たまには手料理でもしようと思って、冷凍庫にストックしている鶏の胸肉を引っ張り出して、唐揚げを揚げることにした。
我が家では最近、妻が切迫早産で安静生活。食事もなるべく簡単に済ませている。
今夜の息子のご飯は、白ごはんにレトルトのおかずをかけただけのシンプルメニュー。
でも、1歳半の息子はぺろりと平らげた。
それからベビーチェアの上で、少しぐずりはじめた。
「ちょっと待っててね、唐揚げすぐ揚がるから」
そう声をかけたら、ぐずるのをやめてテレビを指差して「あーあー」。
…ん?これ、完全に“待つ”という言葉を理解してる?成長したなぁ…としみじみ。
息子用に小さくカットしておいた唐揚げが、すぐに揚がった。
ママがフゥフゥして食べさせようとするも、息子は“あちっ”というような顔をして、すぐにペッと吐き出した。
完全に冷めてるのに(笑)
でも、ママが「熱いかなぁ?」とやさしく聞いてから渡すと、“あちっ”とまたベェ。
この甘え方よ…最高に可愛い。
「もう大丈夫だよ」と伝えると、今度は食べてニッコリ。
「おいしい人~?」って聞いたら、得意げに“はーい”のポーズ。
唐揚げ揚げてよかった!
そのあと、私もようやく食卓へ。
ママは「ちょっと気持ち悪いけど、一口だけ」と言いつつパクリ。
「美味しい…もう一口…もう一口……」
うん、これ、止まらないやつ(笑)
息子もママも喜んでくれて、ほんとに唐揚げ揚げてよかったなって思う。
あとがき
ニュースでは「トランプの関税」とか「永野芽郁の二股不倫」とか、
いろんなことが騒がれてる。
でも正直、今の僕にとっては、
“ベビーチェアでぐずった息子が唐揚げでニコニコになる”ってことのほうが大ニュース。
毎日、慌ただしくて、思うようにいかないことばかり。
でも、たった1個の唐揚げで家族みんなが笑えた。
こんな当たり前が、きっと“本当の幸せ”なんだろうなと思う。
コメント